お米をお鍋で炊く


●炊飯に向くお鍋

お鍋 現在は、ほとんどの人が自動炊飯器による炊飯をしていることでしょう。難しそうに思えますが、お鍋による炊飯は意外と簡単です。 何度かトライしてコツを覚えれば、炊飯器より早く炊けて、好みの加減に炊きあがるとても便利な炊飯方法です。

 ご飯を炊くお鍋は、厚手の深鍋が基本です。蓋の重いものの方が、圧力が加わりおいしく炊き上がります。 蓋が軽い場合、重石になる物を乗せるのも良い方法です。

○厚手の文化鍋 吹きこぼれないので、炊飯にぴったり
○蓋がガラスの鍋 初めてでも、中を確かめられるので安心
○鋳物の鍋 重い蓋がぴったり閉まるので、圧力がかかる
○二重ぶたの土鍋 炊飯専用の土鍋・余熱で炊き上がる

●炊飯の手順(文化鍋で炊いてみよう)

 沸騰したら、あとは時間まかせで大丈夫です。お焦げができても、それがまたおいしいものです。

1 お米と同量の水を入れ、浸水してから火にかけます。柔らかめに炊く時は、水を1〜2割増。好みの水加減は何度か炊いて経験して覚えましょう。
2 まず、炎が鍋の底を包むような強火で一気に加熱します。沸騰するまで、蓋を取らないのがおいしく炊くコツです。
3 しばらくするとコトコト蓋が音を立てて湯気が立ち始めます。さらにガタゴト大きな音を立てて吹き始めてから、約2〜3分間そのまま強火で炊き続けます。
4 次ぎに、炎を弱火に調節して、(お米2カップなら13分間、3カップなら14分間)そのまま炊きます。時間を正確に測っておくと、次回の目安になります。
5 時間がきたら、一瞬(約1秒)パッと強火にして火を止め、蒸らします。蒸らし時間は10分、お米が立つご飯の秘訣です。
6 炊き上がったら、水滴が垂れないように蓋を開け、蒸気を飛ばすためしゃもじを入れます。ご飯を返すように手早く混ぜ、上下を入れ替えます。

 ガス火炊きのおいしさは格別です。まずは厚めの普通の鍋で試してみて下さい。

●おひつに移す

 現在のように保温ジャーが普及していなかった時代は、どこの家庭でも炊きあがったご飯は、 おひつに移していました。おひつは木製なので余分な水分を適度に吸い取ってくれます。しかも、冷めてからもやわらかく、おいしいご飯を食べることができます。 常に温かいご飯が食べられるということから保温ジャーが普及してきましたが、長時間の保存ではご飯の味を損ねてしまいます。

 ご飯をおひつに移したら、蓋についた水滴がご飯に落ちるのを防ぐため乾いた布巾をかけます。 ご飯の余熱でしばらくの間は、温かいご飯が食べられます。冷めたご飯を温める場合は、電子レンジを使いましょう。 おひつが食卓においてある風景は、たまらなく食欲が湧き、おかずなしでもご飯をたいらげてしまいそう。そんな気がしてきませんか。

こだわりのご飯炊き


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