γ‐オリザノールとは


●γ‐オリザノール

 食用油1グラムのカロリーは9.1kcalで、澱粉やタンパク質に比べ倍のカロリーを持っています。 それだけでなく、油が共存することによって、野菜に含まれるビタミンEやプロビタミンAであるβ‐カロチンの吸収が高められます。 植物油には、多少なりともトコフェロールが含まれていますが、こめ油には、トコフェノールの中でもビタミンEとして 生理活性が強いα‐トコフェロール、α‐トコトリエノールを多く含んでいます。ビタミンEは、過酸化脂質の生成を防ぎ、 リノール酸の体内で重要な生理作用をつかさどる活性物質への移行をスムーズにするほか、血行を良くし、 ホルモンバランスをとるなどの作用があります。

 さらに、こめ油の中にはγ‐オリザノールという成分が、約0.2〜0.5%含まれています。 これは、他の食用油にはないもので、油が酸化するのを抑制する作用があるほか、生理的に成長促進、 自律神経失調症の緩和、性せん刺激作用やビタミンEにも似た作用を持っています。むち打ち症に治療効果があるとして、 医療品としても認められています。

 また、こめ油は特有の成分、トコトリエノールを多く含んでいます。 この成分は、 ストレスなどによって発生する活性酸素の害から体を守ると言われており、近年、高コレステロール血漿や動脈硬化、 ガンなどに対する治療効果 も報告されるようになり、米国を中心に注目を集めています。

 このように、こめ油は構成する脂肪酸のバランスが良く、多くの栄養成分が相互作用しあって、 人間の生理に活性を与え、健康に寄与しています。

上記イラストは、株式会社エム・ピー・シーに著作権があります。

●肌の美白効果にも

 米ヌカ抽出成分の「γ-オリザノール」は、血行をよくするとともに、皮脂の分泌を促し、 老化した角質を取り除く一方、皮膚の表面を膜で保護する働きをもっています。また、シミの原因となるメラニン色素の成分過程の酵素、 チロシナーゼの活性を阻害しその増殖を抑える美白効果もあります。同じく米ヌカに含まれる「フェルラ酸」は、 紫外線吸収作用があり、科学的にも証明されています。


こめ油


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