お米の大田屋
会津喜多方米レポート
7月9日、昨年東京で行なわれた「お米屋さんと生産者をつなぐ交流会」で知り合った、会津農民運動連合会事務局長の安部 一浩氏に会いに、福島県会津の喜多方に行って来ました。 ロケーション 秀峰磐梯山と霊峰飯豊山に囲まれた会津盆地の北方に位置した喜多方は、蔵とラーメンであまりにも有名。飯豊山系を源流とする河川とその伏流水による豊富な量、良質の水が古くから喜多方の醸造産業を興す基となっています。 専業農家 安部氏は、ほぼ100%の米作専業農家で、年間約900俵、依託栽培も合わせると約2.000俵の米を作っているそうです。仲間と共同で、ご自分の敷地内に乾燥籾摺り工場を建てていて、これがなかなか立派な設備で、米作りに対する意気込みを感じました。基本は、減農薬減化学肥料栽培で、全量をJA(旧農協)に頼らず、直接販売先を見つけているそうです。 圃場見学 何箇所か自慢の田んぼを見せて頂きました。今年は、日照不足のため10日ほど生育が遅れているそうです。6月過ぎに田植えをしたそうですが、害虫の被害もほとんど無く、分けつも順調だそうです。あとは、夏場のカメムシの害と高温障害が無ければ、美味しい米が採れるとのこと。 水 源 飯豊山系の涌き水をロックフィル(石積み)工法の日中ダムが貯めこみ、トンネルを通して田んぼに運ばれるそうです。水源が近いため醸造にも使われるほどキレイな水です。会津盆地の肥沃な土壌・寒暖の激しい気候・そして美味しい水が、喜多方米を育てるそうです。 総 括 今回、仲間の米屋の希望で、喜多方へ伺いました。去年の交流会後、安部氏の米を仕入れ、とても気に入ったそうです。食味が落ちる米は、「食味が悪い」と正直に伝えてきたそうです。お会いして、真面目で純朴な農民気質が伝わりました。口数は少ないが、米作りは熱い、そんな感じのする方でした。 8月の交流会に、またお会いすることになると思います。稲の状況を聞くのが楽しみです。
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