五郎兵衛米レポート2


 7月30日、当店で販売しております「五郎兵衛米」の生産地・長野県旧浅科村 (平成17年4月より佐久市)へ再び行き、五郎兵衛米の生産者である「中鶴育苗センター」代表の佐藤 長雄 氏に今年のお米の作柄状況を伺って来ました。

作柄状況
 今年は、ひと山越えた岡谷市で土砂災害を起こした「平成18年7月豪雨」の影響による日照不足・低温のため、生育が一週間ほど遅れ、体力的にも弱っているそうです。 (浅科は、土砂・洪水等の被害無し)今後いもち病の発生が心配され、追肥の時期、水管理が重要だそうです。
 害虫(イネミズゾウムシ・ドロオイムシ)の被害はほとんど無く、分けつもまあまあのようでしたが、 長雨のために中干しが十分でないため、いもち病が葉の所々に見られました。
 今後、出穂前後の気温が高くなれば、遅れが取り戻せるそうですが・・ (伺った日に梅雨明け宣言)

幻の理由
 旧浅科村で採れる米すべてが五郎兵衛米と認定されるわけではないそうです。基準は、土にあり。五郎兵衛用水の水を使い、 重粘土質で栽培されたと認められないと認定されません。センターでは、委託を含め約4.000俵の米を収穫しています。 そのほとんどは、売り先が決まっていて、残りわずかな量を当店に販売して頂いております。
 去年から販売させて頂いておりますが、お客様から「軽井沢でお土産で買ってきたけど、美味しくなかった」と言われました。 佐藤氏に、その話をすると「まがい物が多い」とのこと。

五郎兵衛用水
 去年も伺ったのですが、五郎兵衛記念館へ行きました。今年の2月に、五郎兵衛用水が疏水百選に認定されていました。(農水大臣認定)
 春日という所に市川五郎兵衛が築いた堀貫跡(ほりぬきあと)があると聞き、見に行って来ました。 湯沢川と岩下川の合流地点から横へ用水路が伸び、トンネルへと流れて行きます。(この水路は、昭和35年に作られた) そこは大きな岩山で、その左手に昔の堀貫がポッカリ開いていました。江戸時代に作られたと思うと驚嘆!

 今年の出荷予定は、10月20日頃とのこと。気温が高くなってくれることを祈るのみです。

春日にある堀貫跡
2cmに伸びた幼穂
センター代表佐藤氏と

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